「親が英語苦手なので子どもの英語どうしよう…」
私も子ども英語講師の立場上、多くの親から家庭学習についてよく相談を受けます。
英語は一日で身につくものではないため、塾や学校だけに任せるのではなく家庭での学習も大切です。
そのためには家族の協力は必須!
「私たちがしっかり教えないと!」と肩に力が入りすぎているパパママが多い印象を受けます。
もっと楽しみながら、遊びながら英語を取り入れてみませんか?
そこでおススメの一冊はこちら。
『英語で一流を育てる』 広津留真理
こんな方におすすめ
- 共働きで時間がない家庭。
- 英語が苦手なパパママ。
- 家庭学習のやり方が分からないパパママ。
目次
おすすめ英語育児本『英語で一流を育てる』あらすじ
著者独自の方法で多くの子どもをたった数か月で英検合格や大学レベルの英語力を身に付けさせることに成功。
事実、娘もハーバード大学に現役合格。
1日たった5分、英語が苦手な親でもできる家庭学習方法を紹介している。
英語は単語が9割という考え方の基、音読に力を入れている。
文法を教えない、書いて覚えない、テストをしない、テキトーでOKなど独自のユニークなメソッド。
著者紹介
著者名:広津留真理
出身地:大分県
受賞歴:経済産業省の「キャリア教育アワード奨励賞」受賞
職業:英語教室代表講師
また、セミナー主催し計3000人の生徒に教える。
モットー:「得意なことを究極まで伸ばす」「週末は平日と違う活動をする」「ほめて育てる」「親も自分を磨こう」
本の構成
プロローグ:「まさか」を「すごい」に変える奇跡の勉強法初公開
chapter1:なぜ、一流は家庭で英語を学ぶのか
chapter2:常識破りの子育て 完全マニュアル
chapter3:「日本語B」で「英語脳」に変わる方法
chapter4:一日たった5分のらくらく単語暗記法ー英語は単語が9割!
chapter5:小学生でも大学入試レベルがスラスラ読める「超・音読法」
chapter6:ハーバード生がつくった英文をマネれば、英作文も子どもに教えられる
chapter7:家庭で英語の「1分間スピーチ」が得意になる方法
この英語育児本をおススメする理由
実用性は?
家庭学習への取り入れ方を分かりやすく、写真や動画で説明あり。
またプレミアム特典として、「英語4技能(読む)(書く)(聞く)(話す)」が身につく動画と音声データがついてくる太っ腹!
2020年英語改革を意識した学習法のため、学校の授業に合わせてきちんと勉強ができる。
信頼性は?
著者の愛娘が18年間塾なしで地方の公立学校からハーバード大学に現役合格。
また、今まで3000人の子どもに英語を教え、多くの生徒を英検1級合格に導いた経験あり。

注意点は?
子どもがやる気を出す秘訣は、親が隣で支えてあげること、褒めてあげることと述べています。
つまり、親も一緒に隣で行うことが前提です。
子どもが慣れるまでは、パパママもしっかり時間を取り見本を見せる必要がありそうですね…
定着すると、隙間時間に5分、10分と短い学習ができるでしょう。
また、暗記重視の勉強法ため、既に英語苦手意識がある子どもはすんなり受け入れてくれるのか…?
「親にやらされている」わけではなく、自主的に英語をするのは簡単なことではありません…
パパママが一緒にゲームをするなどアクティビティを入れ盛り上げ、
英語に対して興味を持たせる工夫が更に必要だと思います。
英語育児を読んでみて思ったこと
個人的にこの書籍の魅力は、「テストで理解力を試さない」「文法を教えない」「飽きる前にやめる」の3点です。
どうですか?一見、ハテナマークが頭に浮かびますよね?
「英語は文法」「定期的にテスト」「1時間は勉強する」と思っていませんか?
そして、「飽きる前にやめる」
これができている講師はプロの私たちでも数少ないと思います。
ついつい、家でも「はい、あと5分ワークやってね」など時間で縛っていませんか?
この本で述べられていたように、子どもの様子をしっかり観察し、飽きの動作が見られたら、
すぐに違う行動に移すスピード感は大切だと思います。

おすすめ英語育児本『英語で一流を育てる』の大切なポイントは?
英語学習の最も大切な3点
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- 英語は単語が9割
- やるのは暗記(文法や構文を考えない)
- 多読
ポイント
一番お勧めしたいポイント
英語の「読む」は何歳からでも、家庭の条件が整ったときにすぐに実行しましょう。
ついつい「読むこと」はまだ子どもには難しいと思って先延ばしにしがちですが、
ぜひ今からでも「読み」を取り入れましょう。
音読や暗唱をまずはしっかりして目と耳を鍛える。(文法は教えない)
「こどもは未来人」大人が勝手に限界を決めない。
この考え方も面白いと思いました。
確かに、子どもの吸収力は無限大だと私も実感しています。
そして、個人的にもテストなどで習熟度を試すようなことはせず
どんどん進めて達成感を持たせる方法にも賛成です。
特に、英語を勉強するメリットがまだわからない子どもにとって
何度も何度も同じ単語を覚えさせられることは苦痛です。
これで英語に対するモチベーションが下がり、嫌いになることも。
学校教育でも、丸暗記、テスト重視の採点型授業から
コミュニケーション能力を重視する方向に変わってきています。
この本を参考に、家庭学習も新しく一新しませんか?
興味のある方はぜひ、本を手に取って見てください。
また、ほかにもこのような本を出版されています。
ひろつるメソッドをもっと知りたい方は参考にどうぞ♡
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