勉強やスポーツって、
誰から学ぶかってことがすごく大切ですよね。
英語も一緒。
「どんな先生を選ぶか。」
ここがポイントです。
そして、
英語が苦手だった先生から
教えてもらうことをお勧めします。
なぜなら、英語苦手な経験があると、
しっかりと子どもの気持ちに寄り添った指導を
行ってくれるからです。
私は英語が苦手でした。
それも人見知りで、
日本語で話すのさえも緊張しちゃう。
外国人に英語で話しかける？なんて
とんでもない。笑
と思ってたタイプ。
実は、
かなり内気で消極的な人間なのです…。
英語講師の同僚の多くは、
「大学の英文科卒業しました！海外ドラマ大好き！」
みたいな英語が得意で積極的、
アクティブな人達です。
私とは真逆ですね…笑
ちなみに、
私もハロウィンやクリスマスイベントなど、
子どもを喜ばせたいときには
テンションを120%までぶち上げますよ( ´∀｀ )↑
話を本題に戻すと、
たしかに、
英語大好きで苦労せずに身に付けた先生のレッスンは
わかりやすいかもしれませんが、
英語が苦手な子、
話すのが恥ずかしいと消極的な子に対しての
フォローはほとんどありません。
先生からすると、
「なんで英語楽しくないの？話さないの？」
と理由がわからないんですよね。
英語を苦労して身に付けたことがないと、
英語嫌いな生徒や英語に自信がない状態の生徒の
気持ちは中々理解できないんです…
私の教室には、
他社の英会話教室から乗り換えてくる方も
多くいらっしゃいます。
私のレッスンを受ける前から、
すでに「英語嫌い」な状態。
前の先生の指導が厳しくてイヤになっちゃたパターンや
英語に自信がなく、話すのが恥ずかしい…など、
様々な問題を抱えてやってくる方がいます。
私は、彼らの気持ちがよーくわかります。
だって、私もそうだったから！
こういう生徒をみていると、
過去の自分と重なって
なんとかしてあげたい！と
思ちゃうんです。
私は、
その子たちの気持ちに寄り添えます。
このような生徒さんが入ってきた場合に、
一番大切なことは、
周りは焦らせないこと。
その子のペースで
英語に向き合うように時間をかけてあげます。
泣きながら教室に入るのを拒否する生徒も多く、
私が背中をさすりながら
「緊張しなくても大丈夫だよ」と言いながら
落ち着いてもらうこともよくある光景です。
不安な気持ちが大きい場合は、
無理せず、お母さんに一緒に見学してもらい、
ゲームだけ参加してもらったりもします。
初めから英語を話させるようなことはしません。
外国人講師が何度も英語を話すように
子どもに話しかけても、
私がその生徒の代わり答えます。
「こうやって答えてみたらいいからね～」
と見本をみせるのです。
外国人講師の指導がプレッシャーに感じている様子であれば、
「もうやめて」と
私からストップをかけることもよくあります。
外国人講師は、
生徒が一言も発さないことを
レッスン後に不満げに私に言ってきますが、
私は気にしません( ´∀｀ )
ここで無理やり英語を話させたところで
彼らはなにも変わりません。
ただのリピートだけをする子どもになってしまいます。
意味も分からず、というか考えず、
ネイティブの真似をする。
リピートを機械的にするだけの
子どもも多くみてきました。
発音は綺麗なのですが、
自分の気持ちや言いたいことは
何一つ言えないんですよね…。
それって、
英語を習う意味があるんでしょうか？
私は違うと思います。
英語はコミュニケーションのツールなわけで、
自分の気持ちを伝えれないと意味はありません。
私は、英語が苦手な生徒には
まず、英語に興味をもたせる、話してみよう
と思ってもらえるまで、
他のクラスメイトが楽しそうに
英語を話している様子を見せ
本人をやる気にさせます。
根気よく待つ。
私の教え子の場合、
早い子であれば、1～2か月で、
ニコニコしながら通えるようになります。
びっくりするくらい大きな声で
「I'm hungry!」
と言ったのには、
私でも驚きましたし、
なにより外からレッスンを見ていたお母さまが
喜んでいましたね。
難しいのが小学生以上…。
半年、1年近く嫌がりながら来る子もいます。
「英語嫌い！分かんない！」と気持ちをシャットダウンしてしまうと、
ここから英語好きにするのは、そう簡単ではないんです。
根気がいる作業です。
プロの私たちでも時間がかかります。
小学校高学年となると、
だいたい多くの子が、
途中で来なくなったり
成果が中々出ないことに
親が痺れを切らして辞めていうパターンです。
なので、やはりおうち英語は、
なるべく早くから始めることをお勧めします。
耳が繊細で、頭が柔軟な時期であれば、
英語克服も早い傾向があります。
また、人見知りや恥ずかしがり屋さん、
既に英語に苦手意識をもっちゃているお子さんには、
その気持ちがわかる
英語が苦手だった先生から教わるべきです。
